17Dec

「いらっしゃいませ」お店に入ると、たいてい初めにこのように声をかけられます。また、お店をでるときは「ありがとうございました」と送り出されます。日常生活の一コマとして、あまりにも見慣れた風景です。
先日、マナー教室の講師をやっているという方から、こんな話を伺いました。「ありがとうございました、と挨拶するとき、たいていの人は床に向かってありがとうって言ってることが多いですね。正しくは相手の目を見て、ありがとうございました、と言ってからお辞儀をするんですが・・・」と。私も思わずハッとしました。
今、皆さんは税理士を目指して勉強されていますが、皆さんが活躍されるこの業界も広い意味ではサービス業です。そのことを考えると、ただ事務レベルの効率化だけを考えるのではなく、普段から、いろんなところへ気を配って感性を磨いておくことも必要なのかもしれません。
そういった日頃の意識の持ち方が将来、何か役に立つことがあると思うのです。