11May

会計事務所にお勤めをしながら税理士試験の受験勉強をされている方も多いと思います。経理などの実務経験を積みながら、資格取得もできるので合格した後は独立するもよし、社内でさらなるキャリアアップを目指すもよし、転職する?もよし、いろんな可能性が広がります。
お仕事を持ちながら受験勉強を継続するには、仕事を効率よく片付けて時間を節約し早く帰宅して机に向かうことが必要です。そういう方のために、「今月は顧問先の決算10件もあるから残業続きで勉強どころじゃない!」というお悩みを少しでも軽減させる効率的なパソコン活用術をご紹介します。今回は、どのパソコンにも入っているEXCELの関数を使いこなすテクニックをまとめてみます。
最近では、会計事務所の自計化が進んで、顧問先で諸経費などは月ごとにEXCELで管理していたりすることもあります。手早く決算を組むために、月ごとの勘定科目の合計額だけ把握できればいいという場合は、こんなやり方がオススメです。
まず、EXCELのSUMIF関数というのがありますので、これを使って一気に計算しましょう。SUMIF関数は、指定した条件に一致するデータだけを合計してくれるのです。たとえば、下のような経費の集計表があったとします。これを勘定科目ごとに合計するには次の手順で行います。
①②③の手順にしたがって範囲を指定するだけです。このようにEXCEL関数を使いこなせば、面倒な事務作業を効率よく片付けることができます!
今日は残業なしで早く帰って勉強できたらいいですね。