24Jul

実は私も暗記が苦手なほうです。「これを覚えてください」と言われると拒否反応してしまいます。それでも、受験勉強だけでなく、車の運転免許を取るときや社会人として勤めに出たら、覚えなければいけないことって結構あります。
そういうときは、音読したりして何度もリピートするのに限ります。声を出せる状況であれば、体全部の機能を使って声を出して自分の声を耳で聞いて、おかしなところがあれば、そこだけ特訓します。声を出せない状況であれば、黙読して頭の中でイメージトレーニングします。
何度か繰り返しているうちに、ふと、重要なところと、そうじゃないところの区別が感覚的にできるようになります。そうすると、重要なところは完璧に一語一句を覚えるようにしますが、重要じゃなさそうと感じたところは思い切って削除したりします。この削除するって勇気のいることですが、実際にやってみると削除したほうがスッキリすることって結構あります。
最近少し分かってきたことですが、まだ自分が良く分かってないときは、言葉数が多くなります。そして、だんだん分かってくると、どこを削除していいのかが明確になり、つまり、ポイントが掴めるようになると言葉数が少なくて済むのです。
もしかしたら、これは他のことにも共通することがあるかも知れないと思う今日この頃です。