3Oct

財務省のレポートを見てみると、ここ数年、税収が増加傾向にあるようです。これは、経済が元気になってきている兆し。企業の業績が良くなれば、法人税の税収も増え、また、個人が所有する株式の配当収入などが増え、所得税の税収も増えます。消費も活発になり、消費税の税収も増えます。財務省が発表している一般会計税収の推移はこちらです。→ 一般会計税収の推移
私たちは普段、日本で暮らしているので当たり前のように公共サービスを受けています。たとえば、家に泥棒がいきなり入ってくることをあまり心配せずに過せるのは治安が保たれているからです。また、水道や下水が整備されているので、蛇口から出てくるお水を飲むことができます。
先日、ルワンダへ訪問したときに泊まったホテルでは、ある晩、シャワーが出ませんでした。ホテルの従業員にそのことを伝えると、「今、タンクが故障しているので今夜は水が出ません。すぐに直します。」と宿泊客に説明していました。その慣れた対応を見る限り、こういうトラブルはよくあるんだろうな、と思ってしまいました。日本は何て恵まれているのでしょう!と思わずにはいられません。
そういった観点から考えても、税金は公共サービスを賄うための資金源でもあります。納税者が正しく税金を納められるようにサポートしていく税理士の仕事は面白いと思いますよ。