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馬に習う。「育てる役」と「乗りこなす役」との違い

昔、ある社長さんから伺ったお話です。人材育成についての話をしている最中に、「馬を育てる」というたとえ話を持ち出してきました。馬というのは、それを「育てる」のと「乗りこなす」のは役割が違うのだ、と。

「育てる」には、その馬の将来を考えて経験させる、馬自身に考えさせるプロセスが肝心で、「乗りこなす」には、その馬が気持ちよく本領を発揮できるように導くことが大切なのだとか。経験の乏しかった当時の私には、あまりピンと来ませんでした。

あれからだいぶ経ち、色々なことを経験させて頂きました。楽しいことばかりではなく、時には苦しいことや恥ずかしいこともありました。そのようなプロセスを経て、もし自分が成長できたとするならば、一回ごとに真剣に考え物事に向き合い、もがきながらも自分で考えて答えを出すことを諦めない姿勢があったからだと思います。

そして、何よりも大きいことは、そのような方向に自分を導いてくれる周囲の人の教えや支えがあるからです。また、自分に気付きを与え、思考をガイドしてくれる良書にもたくさん出会いました。最近は、本を読まない活字離れが進んでいると聞くことがありますが、本は読み始めるといいものです。自分のペースで読みたいページを開くこともできるし、そのページを開いたまま自分のペースで考えることができます。テレビや映画も好きですが、自分のペースで止めたりすることができないので、本を読む楽しみに取って代わることはできません。

人が育つ、人を育てるには何が必要なのでしょうか? 私も一緒に考え続けていきたいテーマの一つですが、やはり、その相手を思いやる「愛情」が一番大切なのだと思います。「愛情」を注がれて育てられて、初めて一人前になれるからです。

皆さんが税理士試験に限らず、何かを目指して勉強して、その知識を社会の中で役立てようとするなら、決して一人では出来ません。仕事は、人との関わり合いの中で成し遂げていくものだと思うからです。

また、人が育っていった先にある「乗りこなす」ーいわゆる人材の活用という大きなお仕事は、適切な知見に基づく正しい判断が求められますので、人間の器が大きくなければできないことです。

皆さんは、将来、どういう人との関わり合いの中で仕事をしていきたいですか? 難関の税理士試験を突破して資格を取得したら、それをどのように社会の中で活かしますか? そんなことを考える時間が、今ならまだたっぷりあります。

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