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「豊洲市場」は未来の首都圏の中心市場

ニュースでも報道されているとおり、昨日、「築地市場」は営業を終了しました。「築地にお寿司食べに行く?」と誘われると、ご馳走だ!ヤッター!と喜んで付いて行った時代は、もう過去のものとなってしまいました。きっと今度は、「豊洲にお寿司食べに行く?」って誘われるようになるのでしょうか? いや、私のほうから声を掛けて誘ってみて、一度は「豊洲市場」を見学しに行ってみたいですね。

ところで、消費税法の学習の中では一番最初に「取引分類」を習いますが、これは消費税が ”取引” に対して課税される税金だからです。所得税や法人税などは ”もうけ” に対し課税されますので、課税される対象が異なることが特徴的なのです。では、この ”取引” に注目して考えるとき、市場の中で流通している ”取引” を知らないとスッキリとは理解できないでしょう。

そこで、今回は、市場の流通過程の中で「豊洲市場」を取上げてみたいと思います。まず、「豊洲市場」は単なる市場ではありません。温度管理された施設において食の安全・安心を確保したり、車や荷物がスムーズに流れる市場の設計により物流を効率的に行えるようにしたり、未来のための中心市場として様々な役割が期待されているのです。→ 豊洲市場について

たとえば、水揚げされて産地から直接運ばれた新鮮なお魚を、豊洲市場に飲食店のオーナーが買い付けに来るといった場合、豊洲市場の役割は卸売業ということになります。最近では、インターネットの発達により産地から直接取り寄せるといった取引も一般化してきて、市場の流通過程がこれまでよりも短くなってきています。売る品物によっては卸売りを飛ばして、直接、生産者と消費者と取引されることも多くなってきているのです。このような状況の中、豊洲市場のように卸売り業の役割は、今後さまざまな社会のニーズに応えるべく変化していくことでしょう。

さて、消費税法の受験上のお話をしますと、卸売業などの業種を意識するのは簡易課税制度を学習するときです。簡易課税の問題では、取引を読み解いて業種を判断し、6つの事業区分に分類して消費税額の計算を行っていきます。その際、卸売業という業種をなかなかイメージしにくい場合は、「豊洲市場」を思い出してください。今年、初めて税理士試験の消費税法を学習された方は、簡易課税を学習するのは今年の年末あたりになりますが、今から簡易課税の論点がすーっと頭の中に入ってくるように前提となる知識を整理しておいてもよいでしょう。

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