31Oct

減価償却資産というと、建物A・構築物B・器具備品C・・・など受験勉強の中でいつも解いている問題として情報処理をする感覚で文字を読んでしまいます。定型化して問題文を解くのは、受験上、効率よく得点するという意味では効果がありますが、日常生活の中でその知識を活用して楽しむっていうところまでは行き着かないですよね。
せっかく、勉強しているのだから、できれば日常生活の中で「へ~っ、そうなんだぁ。」って思える知識を得られたほうが楽しいじゃないですか!!
消費税法の試験では、P/L 減価償却費の勘定科目の金額は処理することはありません。しかし、減価償却をする資産って、そもそもどういう資産なのだろうと調べていくと、いわゆる「生き物」も減価償却資産に含まれているってことが判ります。これは新鮮な驚きです。一例を挙げれば、「・・・牛、馬、豚、りんご樹、ぶどう樹、梨樹、茶樹・・・」(法人税法施行令第13条)なども減価償却資産です。私たちがスーパーで買って食べている生鮮食品の一部も「減価償却資産」なんだぁってことが判りますよね。
最近、秋晴れが続きます。ちょっと郊外に足を伸ばしてみると、田園風景の中に「減価償却資産」を発見してしまうかも知れません。