17Jan

平成31年度(2019年度)の税理士試験の試験委員が発表されました。→ https://www.tac-school.co.jp/kouza_zeiri/zeiri_sikeniin.html
今年は前年に引き続き、消費税法においては山寺先生と前川先生がご担当されるようです。
受験生にとって、この試験委員の発表をどのように受け止めればいいのか、ということですが、結論から言いますと、実際の学習内容はこれまでと大きく変わりません。
試験委員によって受験勉強の対策を大幅に変えるのではないからです。
過去問を見てある程度傾向を掴んだら、基本的な論点を確実に得点できるよう対策を立て勉強すべきです。そうすると、これまで学習してきた内容がいかに基本的な論点だったかが分かると思います。
毎年本試験に出題される消費税法の論点は、こちらです。
① 取引分類
② 納税義務の判定
③ 課税標準額の計算
④ 仕入税額控除
⑤ 中間納付税額の計算
論点を見ただけで、計算パターンが頭の中に浮かびますか? これらの計算のポイントや重要な用語が自然と出てくるまで、何度も復習して知識を定着させるようにしましょう。
遠回りのように見えて、この方法が一番合格への近道だと思います。
ちなみに、税理士試験の他の科目を学習中で、もう一科目できそうだという方や今年リベンジのためにもう一回挑戦するという方は、消費税法の学習なら今からでも間に合います。ぜひ参考書を開いて、まずは一回転してから、今年の受験を考えてみてはいかがでしょうか?
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