26Feb

税理士になったら、活躍のフィールドは益々広がります。
たとえば、私が先日訪問したルワンダでは、財務・経理に精通した専門家が少ないのが現状です。発展途上にあるため、取引数は年々増加し、たとえば、コーヒー豆を海外へ輸出するなどのグローバルな取引も頻繁に行われるようになります。したがって、その帳簿を管理したり財務諸表を作成したり、資金調達をなどを考え財務戦略を練っていくプロが必要なのです。
もし、皆さんの中でフロンティア精神をもって何か新しいことに挑戦したいと思う方がいらしたら、税理士の資格を取得したあと、専門的知識を活かして発展途上国の支援をしてみるのも良いと思います。
実際、既にルワンダで活躍されている日本人の会計士(現在、現地法人のCFOに就任)にお話を伺ってみると、「まだまだ専門家が足りない。財務の分野が整理されないと、将来の見通しを立てにくい。」とのこと。現場は農業などの第一次産業を中心に毎日仕事に追われているので、冷静な視点を持った財務のプロが会社の業績を伸ばすのには必要不可欠な存在なのだそうです。
「誰もやっていないことをやってみる。」多少のリスクはあっても、ほんの少しの勇気と粘り強いパワーがあれば、その分野でナンバーワンになることは間違いないでしょう。
もし、少しでもインスピレーションを感じたら、頭の片隅に残しておいてください。