11Jul

この1年間、みっちり消費税法の勉強を頑張って来られた方は、きっと「得意な論点」というのがあると思います。
「得意な論点」が出題されると嬉しいですよね。でも、本試験のときは注意してください!
本試験で一番最初に解くのは「簡単な問題」です!
どうしても「得意な論点」って解いていて気持ちがいいし、周りの人が苦手だとなおさら得意げに解いてしまう習性って人間にはあると思うのですが、それは学者や専門家になってから深めればいいのです。
本試験は競争試験ですから、「簡単な問題」つまり、誰も間違えないだろう基本的な問題で間違えてしまうと、どんなに「得意な論点」が解けたとしても、合格が遠ざかってしまうからです。
これは消費税法だけに限ったことではありません。簿記論や財務諸表論も同じです。合格レベルの実力があるのに落ちてしまう人は大抵このパターンで受験に失敗してしまいます。
本試験では、「得意な論点」から解くのではなく、「簡単な問題」から解くようにしよう!
すでに合格レベルの実力があるのに本試験では失敗してしまう、そういう悔しい経験を持っている方は、このことを肝に銘じておきましょう。