9Oct

受験勉強を始めたら、日記を付けていきましょう。毎日、どのくらい勉強したか、あるいは、出来なかったか。どんな気持ちで勉強したか、気付いたこと、思ったことなどを正直に綴っていくのです。そして、その時には、受験勉強に向き合った時間も記録しておきましょう。
「質」と「量」の両方の側面から、受験日記を付けていくのです。
そうすると、自分の傾向や癖みたいなものが客観的に掴めてくるでしょう。これは自己分析に大いに役立ちます。
税理士試験の受験勉強というのは、それなりに長い時間を掛けて勉強を習慣化して合格を目指していくものです。
だから、マジックのような手法を使って合格を目指すよりも、じっくり腰を据えて勉強を続けていく姿勢を身に付けたほうが、はるかに確実に合格に近付けるのです。
たとえるなら、ダイエットみたいなものですね。自分が何を食べたか、毎日の体重を計ってどのくらい増えたか、減ったか、運動をしたか、しなかったか・・・。自分に向きあい、それを記録していく、そのことで自分の体質を知り、より健康的なライフスタイルを手に入れるようなものです。
日記を通して、日々の自分の受験勉強への向き合い方を記録していると、いつの間にか、その書き綴った「量」が勉強の「質」を高めてくれると思います。
自分に向き合い、頭を使って手を使ってアウトプットするという作業は、特に苦しいこともあると思いますが、目を反らさず、地道にコツコツと続けることで、思わぬ「発見」があり、貴方のこれからの人生の大きな糧になっていくものと確信しています。