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私は問題を作る時に、前提を色々考えるのですが、そときに「民法」の知識がけっこう必要だったりします。民法は平たく言うと、日常生活の基本的なルールを定めたもので、現在のところ1044条まであるそうです。日本の法律の中では一番ボリュームが多いとされていますが、海外から見れば、これでも少ないそうです。

民法に詳しい方にお話を伺ってみると、「私たちが安全に暮らしていくためには、理想的には、民法は10,000条くらいは必要。」とのこと。私たちの周りの出来事を一つ一つ丁寧に考えていくと、そのくらいのルールが必要だってことなのですね。

逆に言えば、法律のルールに頼らなくても無難に過ごせているのは、「そういうものだと思って周囲に合わせているから。」なのかも知れません。無感動に、無意識に。また、自分の考えをハッキリ持っている人は、周囲の価値観に疑問を持ったり、同調圧力によって抑え込まれてりしてイライラしているなんてこともありそうです。

私は、そういうプロセスを通して「自分」というものを獲得していくことはとても大切なことだと思っています。だから、すべてOKだと思うのです。自分が思うこと、感じること、興味を持ったことなど全てを受け入れて、そこから時間をかけて考えたり、行動を起こしたり、時にはカッコ悪く失敗したり、恥をかいたりしながら、その人なりの個性を大切にして「自分」になっていくことが幸せな生き方なのではないかしら。

税理士試験も、そのプロセスの一つだと思いますよ。この試験、受験期間が長くなりますが、目指すものが明確な人にとっては、一生の財産となるでしょう。

そして、この試験を目指して欲しいのは、また、この試験に向いているタイプの人はどういう人だろうと考えてみると、個人的な意見ですが、「ちょっとズレてる人」だと思います。だから、周囲の当たり前と思われている価値観などを疑ってみる、ちょっと合わないと感じる等、そういう個性を持った面白い人に勉強してもらって税理士になってもらいたいって思うのです。

さて、話は変わりますが、日本の民法では物権・債権などの権利関係について多く規定されています。一般の人は、単純なイメージだけで、債権者って強い、お金を借りる立場って何か弱い。。。って思ったりしません? 物事は理屈で考えていくと必ずしもイメージどおりではなかったりします。むしろ突き詰めて考えていくと、当初のイメージが覆されることのほうが多いかも。

例えれば、ここに「期限の利益」という概念を取り上げてみましょう。→ 期限の利益

これを読んでいくと、「お金を借りる=損」みたいな短絡的なイメージだけで解釈するのは素人の発想だということが分かってくると思いますよ。「必ずしも、そればかりではない。」色んな立場の人がいて、どんな目的で何を成し遂げようとしているのか、これを考えてみると、ぐっと視野が広がってくると思うのです。

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