3Jun

このブログを読んで下さる方の中には学生さんも多いようなので、たまには社会人になったら使う言葉について取り上げてみます。
そう言われれば、もちろん「敬語」とかのことを説明するのかなぁって思いますよね? 今日は、経理で使う言葉について書いてみたいと思います。
タイトルにも挙げた「諸謝金」。読み方は「しょしゃきん」って言います。私は社会人になって初めて知った言葉でした。平たく言えば、漢字どおり、諸々のことに対して謝るんじゃなくて、お礼をするっていう意味です。セミナーとかで講師をしてくれた人にお金を払ったり、交通費を出したりするときのお金のことです。
難しい言い方をしますよね? でも、もし税理士の勉強をしていて、経理関係の仕事を経験するときには、こういう言葉って出てくるので覚えておいてくださいね。
ちなみに、消費税はかかりますよ。普通に考えて、ある団体の主催者がセミナーを開いて、講師を招いて講義をしてもらったとします。その団体は、講師に話をしてもらうというサービス提供を受けてますね。他の課税の対象の要件も満たし、非課税項目でもありませんので、消費税がかかります。また、講師が会場までくるのに交通機関を使っていた場合、その交通費についても主催した団体が負担することもありますが、この電車やバス代にも消費税は含まれていますね。
消費税を学習するときには、身の回りの取引を見るときに、消費税法的な思考で捉えると考えるトレーニングになると思います。これは理論対策として意外と効果があったりします。
今では少し懐かしいですが、消費税率引き上げに伴い、JRが運賃を値上げした時の案内をこちらにシェアします。こうやって運賃って改定されていくんだなぁってことを見て頂ければ面白いと思いますよ。→ https://www.jreast.co.jp/consumption-tax2019/