17Jun

勉強ばかりしていたら、実務が分からなくなるのではないか? 実務ばかりしていたら、勉強は捗らなくなるのではないか?
受験生なら、一度は資格試験の勉強に際して、実務と資格をどちらを優先すべきか悩んだことがあると思います。
私が思うに、「実務は実務」、「受験は受験」と分けて考えた方がいいと思うのです。要するに、目的がそれぞれ違うのだから、目的に合わせて、ロードマップを考えて、それに向かって計画を立てて進めていく。このプロセスをたどっていくことは同じなのだから、目的に応じて、やり方を変えればいいだけのことだと思うのです。
受験だけに専念されている方は、実務を知らないと通用しなくなるんじゃないかと不安に思われることもあるかと思いますが、そんなこと勉強中は気にしなくていいですよ。今は「合格」を目指しているのだから、自分が目指しているものに自信を持って集中してください。
また、仕事がお忙しい方も、実務で使う知識というのは、かなり個別で特殊なケースも多いことに気付きましょう。通用するのは、その場だけだったり、その時だけだったりすることだってあります。要するに、実務では毎回が真剣勝負の勉強なんです。だから、資格取得のための勉強は、「合格」のためと割り切って、泥臭いようにも思える受験勉強をもうひと踏ん張り頑張って欲しいです。
今年の受験は、誰にとっても思い出深いものになると思います。受験票もいまだに届かなくて不安なことも多いと思いますが、こういう時こそ、ポジティブなエネルギーをため込んで、一気に本試験へぶつけていきましょうね!