30Sep

”経理業務効率化”のキーワードで調べれば、無料のテンプレートがたくさん検索できます。確かに使い勝手もいいし、便利なものが多いです。私も、仕事やプライベートで使うことがあったりします。
将来、税理士を目指している方なら、すでに経理関係のお仕事をされている方もいらっしゃるでしょうし、これから”実務経験”をしようとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
仕事を選ぶ際には、将来、自分のなりたい姿、やりたい仕事に必要な”経験”を「今」やるようにしたほうがいいと思ます。そしたら、それらの経験が糧になりますから。
今の時代は、昔よりも仕事や働き方が選びやすくなったので、目的意識が明確な人にとっては、より面白い、楽しい仕事に出会いやすくなってきたのではないかと思います。いいことですね。(^◇^)
さて、無料のテンプレートが検索されると、エクセルなどで作られているものも多く、すぐに使い始めることができます。当面、それはいいことだと思います。
けれど・・・一つ注意しなくちゃいけないのは、経理の仕事から始まって税務の仕事に就くと「継続性の原則」をきちんと考慮しなきゃならない。
そうすると、そのエクセルなどを使うとして、来期になっても同じように処理をしていくことになりますよね。
仮に、事業の部門が増えた、人が辞めた、新しい人が入った・・・などの事情で、少しでもお金の流れが変わったら、それに合わせて、エクセルの関数もチェックする必要があるでしょう。
それを忘れてしまうんですね。エクセルシート使った業務効率化で一番の落とし穴は、「エクセルの関数が間違っていた。」ということだと思うのです。
そのことに注意を払えれば、エクセルは最高の武器になるはず。
きっと税理士になった後も、いや、今の受験勉強にもエクセルをフルに活用して、”業務効率化”を進めていってほしいですね。